愛媛県に住む少女が松山市内のホテルなどに誘拐された事件で、岡山県の20代の男が22日に未成年者誘拐の罪で起訴されました。男は少女の自殺願望をSNSで知り、「最後の時を一緒に過ごそう」などとメッセージで送って連れ去ったとしています。

起訴されたのは岡山県和気郡に住む会社員・本原大樹被告(26)です。

起訴状などによりますと本原被告は愛媛県に住む18歳未満の少女の自殺願望をSNSで知り、今年4月4日から30日の間に携帯電話で「自分はGW中に死ぬ予定」「最後の時を一緒に過ごしませんか」「不凍液の用意もバッチリ」などとメッセージを送信。甘い言葉で誘惑し、4月30日に愛媛県内の駐車場で少女を保護者に無断で自動車に乗せて連れ去り、5月2日未明まで松山市内のホテルに滞在させるなどした罪に問われています。

本原被告の認否は明らかにされてないものの、警察の捜査段階で容疑を認めています。

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