24日正午前に鳥取県米子市で起きた幼稚園の送迎バスと普通乗用車の衝突事故。バスに乗っていた園児5人が救急搬送されましたが、命に別状はありませんでした。交差点で出合い頭に起きた事故、TSKはバスの運転手を独自にインタビュー。事故の瞬間の状況を語るとともに、子どもを守ろうととっさの判断でハンドル操作をしていたことが分かりました。
岡本楓賀アナウンサー:
こちらが事故があったバスです。前方部分が大きくへこんでおり、フロントガラスにはヒビが入っています。
幼稚園の送迎バスは左の前の部分が大きくへこみ、ヘッドライトも壊れています。
事故があったのは米子市皆生の市道交差点で、24日午前11時40分ごろ、米子市にある「あおば幼稚園」の送迎バスと26歳の女性が運転する普通乗用車が衝突しました。事故直後の車内の様子について、バスの運転手は…。
バスの運転手:
衝撃がきたのはほんの一瞬。何人か泣いていました。
バスには、園児22人と園の関係者の合わせて25人が乗っていましたが、このうち園児5人が米子市内の病院に救急搬送されました。いずれも軽傷の見込みで、命に別状はないということです。運転手によると、園児たちがいちご狩りに出かけた帰り道に事故に遭ったということです。
バスの運転手:
子どもが乗っているから何とか車を止めないといけないと思い、畑の方にバスを止めました。
畑には、くっきりとタイヤの跡が残っていました。
バスの運転手:
道路脇が砂地だったから良かった。水路なんかがあったらどうなっていたか…。
現場は信号のない交差点で、どちらの道路にも停止線がありませんでした。警察が事故の状況や原因を詳しく調べています。
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