「端午の節句」を前に、川面にそよぐ春風を吸って舞うこいのぼりが、宮崎県日之影町に登場した。国道218号に架かる青雲橋(全長410メートル)を背に、青や赤色の大小約200匹が、日之影川の上を群舞する光景は壮観だ。5月中旬ごろまで見られるという。
こいのぼりは、町のシンボル・青雲橋が開通したことを記念し、1985年から設置している。町商工会青年部が企画し、子供たちの健やかな成長と町の活性化を願う。今季は青年部のメンバーら約20人が、寄贈されたこいのぼりを川幅約60メートルの両岸にロープを渡して泳がせた。
青年部の岡田原史(もとし)部長(37)は「こいのぼりの映える山や渓谷、清流といった日之影の自然も楽しんでほしい」と話す。【重春次男】
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