秋田県大仙市に住む60代の男性が、SNSで実在する経済学者を名乗る人物から、うその投資話を持ちかけられ、約1200万円をだまし取られたことが23日、分かった。

秋田県大仙市に住む60代の男性は、2023年6月、無料通信アプリLINEのグループを通じて、実在する経済学者の「熊谷亮丸」と名乗る人物と、やりとりするようになり、「水素を購入すれば儲けることができる」などと言われた。

その後も男性は、頻繁に購入を勧められ、暗号資産の取引アプリ「コインチェック」をインストールし、8月中に4回にわたり、約1200万円相当の暗号資産を送金した。

男性は返金を求めたが、相手が応じなかったことから、不審に思って警察に相談して、だまされたことに気が付いた。

警察は、詐欺事件として捜査するとともに、SNSなどで投資話を持ちかけて、金を要求するのは詐欺の手口だとして、注意を呼びかけています。

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