群馬県の山本一太知事とJR東日本高崎支社の樋口達夫支社長は23日、県庁で記者会見し、高崎駅(高崎市)を7月いっぱい、県のゆるキャラのぐんまちゃんがあふれる「ぐんまちゃん駅」にすると発表した。ぐんまちゃん誕生30年、高崎駅開業140年を記念し、1日約3万人が利用する同駅で群馬の存在感を高め、誘客も目指す。
ぐんまちゃん高崎駅ジャックと名付け、駅にはぐんまちゃん駅を含む両方の駅名を掲げ、ぐんまちゃんやだるま、群馬の山などのイラストを内外に装飾する。期間中の土日・祝日はリアルぐんまちゃんが登場する。
7月13~28日に高崎―水上、高崎―横川間でぐんまちゃんのヘッドマークの「SLぐんまちゃん号」が14本走り、特製記念乗車証ももらえる。新宿駅や品川駅など都心部の約450駅でポスターやデジタル広告でPRし、ぐんまちゃんも出張する。樋口支社長は「ぐんまちゃんのイベントにすごいインパクトがあり、声をかけた。この際行ける所までジャックされたい」、山本知事は「大勢が利用する中核駅で多くの人にアピールしたい」と語った。【田所柳子】
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