通販大手「夢グループ」の元部長が、広告費用を別の会社に送金させる手口で、「夢グループ」に約3700万円の損害を与えた疑いで逮捕された。

「夢グループ」の企画宣伝部長だった川崎淳史容疑者(49)は、2021年までの2年間に、本来は「夢グループ」に支払われる広告費用約3700万円を、沖山守容疑者(57)が経営する会社に送金させ、「夢グループ」に損害を与えた疑いが持たれている。

警視庁によると、同様の手口で送金された金額は約1億3000万円にのぼり、川崎容疑者はそのうちの7割を着服し、高級車の購入などに充てていたという。

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