京都府警本部

 交流サイト(SNS)でジャーナリスト池上彰さんをかたる人物から投資を持ちかけられた京都府の70代女性が、約2億3千万円をだまし取られたことが23日、府警への取材で分かった。詐欺事件として捜査している。

 府警によると、女性は昨年10月ごろ、スマートフォンで、池上さんが優良株を紹介するとの広告を見つけてクリックした。池上さんを名乗るLINE(ライン)アカウントに誘導されグループに参加、投資を持ちかけられた。

 その後、別の人物とやりとりする中で、外国為替証拠金取引(FX)への投資を勧められた。女性は今年2月まで約30回にわたり指定の口座に計約2億3千万円を振り込んだという。(共同)

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