おととし8月、新潟県長岡市の自動車整備工場で車検のために必要な点検・整備・検査を行わず、虚偽の文書を作成し、不正に車検証の返付を受けた疑いで整備工場の代表の男ら2人が逮捕されました。

虚偽有印公文書作成・同行使などの疑いで逮捕されたのは、長岡市楡原に住む整備工場の代表の男(55)とその工場に勤める男(53)の2人です。

2人は共謀の上、自動車検査員を務める長岡市の自動車整備工場で、おととし8月5日に新潟県内の男性が所有する大型トラックの車検で必要な点検や整備・検査などを行わず、虚偽の保安基準適合証を作成し、これを運輸支局に提出。その内容を、電磁的公正証書の原本である自動車登録ファイルに記録させ、不正な手段により有効期間が更新されたトラックの車検証の交付を受けた疑いが持たれています。

警察によりますと、不正車検をしているなどの匿名の通報を受けたことで事件が発覚。警察は、共謀事案のため、2人の認否を明らかにしていません。

警察は、車検を依頼した男性が不正車検をしていることを知っていた可能性もあるとみて、経緯などについて詳しく調べています。

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