京都府警本部

 バトントワリングチームの指導者としての立場を利用して10代の男子選手にわいせつな行為をしたとして、京都府警は23日、チームのコーチだった小城桂馬(こじょうけいま)被告(40)=強制わいせつ罪で起訴=を準強制わいせつと準強制性交等の疑いで再逮捕した。「弁護士が来るまで何も話しません」と供述しているという。

 再逮捕容疑は2023年3月10日と15日、当時住んでいた京都市南区の自宅マンションで、高校生だった男子選手(19)が抵抗できない状態にあることに乗じて、体を触るなどのわいせつな行為や暴行をしたとしている。

 小城容疑者は23年7月、オーストラリアに出国。府警が強制わいせつ容疑で逮捕状を取ったことに伴って外務省から旅券返納命令が出された。府警は4月29日、帰国した小城容疑者を関西国際空港で逮捕した。【林田奈々、水谷怜央那】

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