14日夜、秋田県仙北市で住宅1棟を全焼する火事があり、焼け跡から1人の遺体が見つかった。この家に1人で住む80代男性と連絡が取れなくなっていて、警察が身元の確認を進めている。

 近所の人:
「窓が特別に明るくなったからのぞいてみたら火事、火が出ていた。火柱か。本当にあっという間、あの大きな家が30分ぐらいで焼けた」

 火事があったのは、仙北市角館町広久内上中川原の無職の男性(88)の住宅で、14日午後10時45分ごろ、隣家の住人から「家が燃えている」と消防に通報があった。

 火は出火から約2時間50分後に消し止められたが、この火事で火元の男性の木造一部2階建ての住宅1棟を全焼し、焼け跡から性別がわからない1人の遺体が見つかった。

 火元の男性は1人暮らしで、火事のあと連絡が取れていない。

 警察は、見つかった遺体は火元の男性とみて身元の確認を進めるとともに、消防と火事の原因を詳しく調べている。

 現場は、あきた芸術村から南西に約650メートルの田んぼの中の集落の一角。

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