宮城県仙台市が2031年の開館を目指している音楽ホールと震災メモリアル拠点の複合施設に関して設計者の選定が始まりました。

5月22日は、設計者を選定する審査委員会の1回目の会合が開かれました。審査委員会は、建築やまちづくりの専門家など5人で構成されています。

仙台市 郡和子市長
「この2つの拠点が有機的にかかわりあって、仙台の町をより豊かにする新しい価値を生み出していけたらと考えている」

「音楽ホール」と「震災メモリアル拠点」の複合施設は、仙台市が地下鉄東西線・国際センター駅北側に建設するもので、事業費はおよそ350億円、2031年の開館を予定しています。設計者の選定は「公募型プロポーザル」で行います。

審査委員長 青木淳氏((株)AS主宰)
「音楽ホールと震災メモリアル施設、2つの違う機能が入っている建物。その2つをうまくどう融合できるのかが難しい課題。大きいポイントと思う」

募集は5月下旬に始まり、9月上旬に設計者が決まる予定です。

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