愛媛県東予地方局の男性職員が１９日夜、西条市内で飲酒運転して自損事故を起こしたと２０日に発表されました。職員からは基準の４倍のアルコールが検出されました。自宅で事故当日の昼前から運転するまでに、発泡酒７本を飲んでいたということです。
県によりますと飲酒運転が判明したのは、東予地方局農林水産部の係長級の男性職員（５０代）です。
県によりますと男性職員は１９日午後９時４５分頃、車を飲酒運転し西条市丹原町願連寺にあるコンビニへ入ろうとした際、縁石や反射ポールに接触する事故を起こしました。
この職員は事故を起こしたあと車の外へ出たところ、転倒して立ち上がれない状態でコンビニの店員が警察に通報。基準の４倍の呼気１リットルあたり０．６ミリグラムのアルコールが検出されました。
職員は事故の当日に昼前から自宅で３５０ミリリットルの発泡酒を６本飲み、仮眠をとったあとさらに１本飲んで、おつまみを買いに車を運転したということです。
濱里副知事は各部局長を集めて綱紀粛正と飲酒運転の撲滅を図るよう訓示し、男性職員に厳しく対処する考えを示しました。
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