首里城公園で25、26の両日、首里城正殿の復元工事を間近で体験する「上棟記念イベント」が開かれる。普段は立ち入ることのできない工事エリアから見学し、瓦ぶきや漆塗りが施されていない状態の正殿を観察できる。また、正殿と同じ瓦を使う瓦ぶき体験、粘土に瓦の絵柄を刻んだコースター作りなどもある。
国営沖縄記念公園事務所首里出張所の内間和秀建設監督官は「この規模の木工建築は全国でも珍しい。まだ瓦や漆のない状態の『白い首里城』を間近に見る貴重な体験」と呼びかけた。
事前申し込みは不要。詳細は同公園ホームページで。問い合わせは事務局、電話090(7550)4648(午前9時~午後5時)。
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首里城が焼失して3年。あの時、沖縄タイムスで事件・事故を取材する社会部の警察担当記者(通称・サツ担)2人は沖縄のシンボル焼失を目の当たりにした。泣き崩れる住民、消火活動に奔走する消防隊員、原因究明に尽力する捜査員―。当時の取材メモを読み直し、写真とともにあの日を振り返る。
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