京都市内で、8歳の小学生を車でひき逃げしたうえに、飲酒運転の発覚を免れるため逃げた罪に問われた短大生の女の裁判が始まり、女は起訴内容を大筋で認めました。

当時19歳の女は去年10月、京都市伏見区の市道で小学2年の女子児童(8)に車で衝突し全治1週間のけがをさせたほか、飲酒運転の発覚を免れるために現場から逃走した罪に問われています。

■「もう少しスピードは遅かった」

警察によると、女の呼気からは基準値を超えるアルコールが検出されていて、女は事件前にバーでワインや焼酎などを少なくとも8杯飲んでいたということです。

17日の初公判で女は「基本的には合っていますが、もう少しスピードは遅かったと思う」と話し、起訴内容を大筋で認めました。

■「痛いと言うのを聞いているのに免許がなくなることを恐れ自宅へ帰った」と検察側

一方、検察側は冒頭陳述で「被告は酔っていることを認識して運転していて、被害者が痛いと言うのを聞いているのに免許がなくなることを恐れ、自宅へ帰った」などと指摘しました。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。