スマートフォンのスタンプラリーを悪用してデジタル通貨「ぎふ旅コイン」のポイントを不正に取得したとして、32歳の男が書類送検されました。

 書類送検されたのは、可児市に住む無職の男(32)です。

 男は去年7月、スマートフォンの位置情報を使ったスタンプラリーを悪用し、観光連盟が運用するデジタル通貨「ぎふ旅コイン」1万6000円分のポイントをだまし取った疑いが持たれています。

 男は位置情報を偽装するアプリを使いラリーの各地を回ったように装っていたうえ、16人分のアカウントを作成し不正にポイントを取得していました。

 ぎふ旅コインは、加盟する飲食店などでの支払いに使用でき、男は調べに対し「飲食などで使用するため」と容疑を認めています。

 ぎふ旅コインを巡っては、同様の手口で18万円分のポイントをだまし取ったとして2人に有罪判決が言い渡されているほか、7000円分のポイントをだまし取ったとして、大学生の男が3月に書類送検されています。

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