防衛大学校の元学生が、上級生からの暴言や暴行により精神的な苦痛を受けたとして、国などに損害賠償を求めていた裁判で、横浜地裁は元学生の訴えを退けた。
防衛大の元学生の男性は、上級生から「やめてしまえ」などの暴言や暴行により、うつ病を発症し、精神的な苦痛を受けたと主張して、国と上級生に対し約4600万円の損害賠償を求めていた。
きょうの判決で、横浜地裁は元学生の訴えをいずれも棄却し、判決後、元学生の父親は「いじめを軽視している」と訴え、控訴する意向を示している。
防衛大は、「国の主張が認められたものと受け止めています」とコメントしている。
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