静岡県浜松市で小学4年生の女の子がごみ収集車にひかれて死亡した事故で、警察は過失運転致死の疑いで運転していた男の身柄を検察庁に送りました。

こうした事故を防ごうと、警察は15日 事故現場付近で緊急のスピード違反の取り締まりと下校時間帯の見守り活動を行いました。

落合健悟 記者:
現場の周辺にはたくさんの花やお菓子が供えられているほか、警察が事故の防止に向け警戒を強めています

浜松市浜名区の現場付近では、15日 警察がドライバーに安全運転を呼び掛けたほか、持ち運びができる装置を路上に設置しスピード違反の取り締まりをおこないました。

また交通機動隊の白バイ隊員やパトカーが巡回し、下校中の小中学生を見守りました。

浜北警察署交通課・増井利光 警部補:
子どもたちの登下校時寛取り締まりを強化してパトロール活動等を通じ、悲惨な事故今後また起きないように精一杯やらせていただきたい

警察は今後も事故が多発する場所でのスピード違反の取り締まりや、小中学生への交通安全教室などを開催して事故防止に努めていく方針です。

事故防止に向けて研修会を予定

改めて今回の事故について説明します。

自転車に乗っていた小学4年生の女の子が横断歩道を渡っていたところ、北へ向かって走っていたごみ収集車が横断歩道をわたりきろうとしていた女の子をひいたとみられています。

運転手は「ぶつかってから気づいた」と話しており、これまでの捜査で警察はブレーキを踏まずに事故を起こしたとみて調べています。

浜松市は事故防止に向けて、16日ごみを収集したり運んだりする会社を対象に研修会を開く予定です。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。