JR福知山線の脱線事故から19年となるのを前に、負傷者などが現場周辺を歩く「メモリアルウォーク」が14日行われました。

「メモリアルウォーク」は事故の風化を防ごうと2010年から行われていて、負傷者やその家族など約30人が参加しました。

2005年4月25日、兵庫県尼崎市でJR福知山線の脱線事故が起き、乗客106人と運転士が死亡し、562人がけがをしました。

メモリアルウォークでは参加者が事故が起きた線路沿いを歩き、事故現場の慰霊碑に花を手向けました。

【事故で妻が重傷を負った中島正人さん】
「安全についてみんなが考えて、よりよい社会を作っていってほしい。2度とあんな事故を起こしてほしくないという思いで歩きました」

4月25日には追悼慰霊式が行われる予定です。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。