長野県内では13日夜から14日朝にかけて火事が相次ぎました。長野市では空き家が、須坂市では住宅1棟が全焼しましたが、いずれもけが人はいませんでした。

音をたてながらあがる激しい炎。長野市小柴見の木造2階建ての住宅で、昨夜10時前、「爆発音がして煙が見える」と通行人から通報がありました。

(カメラマンリポート)
「火は風にあおられ激しく燃えています」

消防車8台が出動し、およそ4時間後に消し止められましたが、山手の住宅街が騒然としました。

けが人はいませんでした。

近所の住民:
「印象的だったのは、高く燃え上がってパチパチと勢いがあった」

警察や近隣住民によりますと、住宅は5年ほど前から空き家となっていて、所有者が時々、出入りすることはありましたが、出火当時は誰もいなかったということです。

現場の状況などから、屋内から出火したとみて調べています。

一方、須坂市日滝では、14日朝、住宅火災がありました。およそ2時間半後に消し止められましたが、住宅1棟が全焼し、近隣の住宅や物置の一部も焼きました。

1人で住んでいた60代男性は、出火当時、屋外にいて無事でした。

警察と消防が原因を調べるとともに、火の取り扱いへの注意も呼びかけています。

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