大麻に似た成分を含む植物片などを販売する目的で持っていた疑いで、古美術店を経営する夫婦が逮捕された。

中国四国厚生局麻薬取締部に逮捕されたのは、広島市の古美術店を経営する古吉進容疑者(66)と妻のみどり容疑者(65)。

2人は2023年11月と12月、大麻成分に似た「HHC」という指定薬物を含む植物片や液体を販売目的で所持していた疑いが持たれている。

2023年、いわゆる「大麻グミ」を食べて体調不良を訴える人が相次いだ問題で、麻薬取締部が立ち入り検査を行い、提出された植物片などを調べた結果、「HHC」が検出された。

麻薬取締部は、植物片の入手先などをくわしく調べている。

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