おととし北九州市で、当時12歳の少女をわいせつ目的で自宅に連れ込んだ疑いで、放課後等デイサービスの職員の男が逮捕されました。

わいせつ略取の疑いで逮捕されたのは、北九州市小倉南区に住む、放課後等デイサービスの職員・寺田拓海容疑者(28)です。

警察によりますと、寺田容疑者はおととし12月25日の正午ごろ、北九州市小倉北区のコンビニエンスストア駐車場に、当時12歳だった小学生の少女を呼び出し、少女の手を引っ張り、歩いて自宅まで行き、わいせつ目的で部屋の中に連れ込んだ疑いです。

被害にあった少女は、犯行当時、寺田容疑者が勤めていた別の放課後等デイサービスの利用者で、犯行前日に、施設から自宅まで送迎した際に、自宅近くのコンビニエンスストアで会う約束をしていたということです。

少女は、寺田容疑者の自宅から自力で逃げ出し、けがはなく、事件から約1年後に、学校の先生に相談したことから事件が発覚しました。

警察の調べに対し、寺田容疑者は「部屋に一緒にいたのは間違いないが、手をつかんだとか、わいせつな目的はない。話をしたかった」と容疑を否認しています。

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