「太陽フレア」が連続して発生した影響で、国内でも北海道を中心に、空が赤紫色に染まる「低緯度オーロラ」が観測された。
北海道・七飯町で11日夜に撮影された映像では、星が輝く中、夜空がうっすらと赤紫色に染まる様子がとらえられている。
北海道で低緯度オーロラが観測されるのは、2023年の12月以来で、陸別町の天文台には、神秘的な天体ショーを一目見ようと、多くの人が詰めかけた。
オーロラを見に来た人「きれいでした。カメラで撮るといい感じです」、「カメラ越しでは赤い帯が映ったので、結構満足しています」
被災地、石川・珠洲市でも、長時間にわたってこの低緯度オーロラが観測された。
能登で観測されたのは、2003年以来、実に21年ぶりのことだという。
気象庁の観測所によると、大規模な「太陽フレア」による「磁気嵐」は継続中で、磁気の乱れによる通信障害など注意が必要となる。
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