クマの出没が相次いでいます。
3日前にもクマ3頭が出没した札幌市西区の住宅街付近で、また5月10日朝、住民が目撃しました。
北海道帯広市でもクマが目撃され、警察などが注意を呼びかけています。
クマが目撃されたのは札幌市西区西野11条9丁目の住宅街近くの山の斜面です。
午前8時ごろ、ゴミ捨てに出た男性が「山の斜面で3頭のクマを目撃した」とパトロール中の警察官に通報しました。
警察官も山にいるクマ1頭を確認しました。
3頭はすぐに山の中に戻ったとみられています。
西野地区ではこの場所から約2キロの場所で、5月7日にも親子とみられるクマ3頭が目撃されています。
相次ぐクマの出没に住民は。
「(付近でクマ出没は)初めてですね。恐ろしいわ」(付近の住民)
札幌市などの現地調査ではクマの毛や山菜を食べた痕跡も確認されました。
「先日、近くでもクマが出没しているので、同一個体かは分からないが可能性はある」(札幌市環境局 藤田将さん)
一方、帯広市でもクマ1頭の目撃が…。
5月10日午前5時50分ごろ、帯広市西19条南41丁目の売買川の河川敷で、付近を散歩していた住民から「クマを目撃した」と警察に通報がありました。
クマの痕跡は見つかっていませんが、現場は約800メートル先に帯広農業高校や帯広畜産大学もある住宅街で、警察はパトロールするなど警戒を強めています。
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