去年、1万円札を偽造したなどとして、通貨偽造などの罪に問われている越前町天宝の川上史也被告(29)の裁判員裁判が始まり、川上被告は起訴内容を認めました。
起訴状などによりますと、川上被告は、去年9月に、自宅のカラープリンタで1万円札1枚を偽造し、福井市内で、知人の20代の女性に性行為の対価として手渡し、使わせたとされています。
また、川上被告は、去年12月2日、自宅に乾燥大麻約1.5グラムを所持していたとして大麻取締法違反の罪でも問われています。
10日の初公判で、川上被告は、「2つに間違いない」と起訴内容を認めました。
検察側は、通貨に対する信用を害する悪質な犯行であることや、動機や経緯が身勝手であることなどを指摘。一方、弁護側は、「被告人は深く反省して生活している」と主張していて、裁判では、今後、量刑が争点となります。
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