警視庁調布署=東京都調布市で、鈴木拓也撮影

 東京都調布市の路上で8日未明、男性が交通トラブルになった相手に、拳銃のようなものを発砲して車で逃走した事件で、警視庁調布署は10日、30代の暴力団組員の男性を暴力行為等処罰法違反の疑いで逮捕した。捜査関係者への取材で判明した。

 捜査関係者によると、組員の車からはモデルガンが見つかっており、警視庁は、発射したのはモデルガンの可能性が高いとみて詳しく調べている。事件直前、都道で乗用車同士が出合い頭に衝突しそうになり、トラブルになっていた。組員は相手の40代男性と路上で口論となった末、「殺すぞ」と脅しながら拳銃のようなものを撃ったという。

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