物価高騰の影響を受けやすいアルバイトや契約社員の大幅な賃上げを目指す「非正規春闘」実行委員会が9日、東京都内で記者会見し、各社回答の中間報告を公表した。要求を提出した107社のうち59社が有額回答するなど一定の成果はあったものの、少額やゼロ回答も多く、今後も交渉を続けるとしている。  実行委は、個人で加入できる労働組合で構成。報告によると、スーパー「ベイシア」がアルバイトに対し平均5・41%、飲食チェーン「スシロー」が組合員の勤務先5店舗で平均10・7%の賃上げを回答した。生協や私立学校の非正規職員らに対しても、賃上げの回答があったという。


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