群馬銀行は自然環境の破壊リスク開示に関する国際組織「TNFDフォーラム」に参画した

群馬銀行は、自然環境の破壊リスク開示に関する国際組織「自然関連財務情報開示タスクフォース(TNFD)フォーラム」に参画したと発表した。同フォーラムは企業が自然資本や生物多様性などに与えるリスクを開示するための枠組みを構築する組織。群馬銀は同フォーラムに参画することで開示に関わる情報を集め、今後の情報開示に生かす。

群馬銀は2030年度に温暖化ガスの排出実質ゼロなどを掲げる「群馬銀行グループSDGs(持続可能な開発目標)宣言」を定めている。担当者は自然環境リスクについて「(TNFDフォーラムで)開示方法や分析手法などの情報収集を進め、金融機関としての取り組みを検討していく」と話す。

同行は経済産業省が進める、脱炭素に取り組む企業で構成される「GX(グリーントランスフォーメーション)リーグ」への参画も発表した。温暖化ガスの排出量削減で他の企業と連携しやすくなるという。

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