日米の紙幣(ロイター=共同)

 【シンガポール共同】3日の外国為替市場の円相場は円が対ドルで上昇し、一時1ドル=152円台後半を付けた。4月中旬以来、約3週間ぶりの円高ドル安水準。日本政府・日銀による為替介入への警戒感から、円買いドル売りが進んだ。  為替介入とみられる円買いで2日未明に付けた153円00銭を上回った。日本時間3日午前11時現在は、1ドル=152円83銭近辺で取引された。  2日のニューヨーク市場では、介入警戒に加え、米長期金利が低下して日米金利差の縮小が意識されたため、午後5時現在は前日比94銭円高ドル安の1ドル=153円61~71銭を付けた。


鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。