インタビューに応じるSBIホールディングスの北尾吉孝会長=2日、台湾北西部苗栗県(共同)

 【苗栗(台湾北西部)共同】SBIホールディングスの北尾吉孝会長は2日、同社と台湾の力晶積成電子製造(PSMC)が宮城県大衡村に新設する半導体工場の稼働開始時期について、目標を2027年から26年に前倒しする意向を示した。台湾北西部の苗栗県で共同通信社などのインタビューに応じ「前倒ししたいと考えているし、できると思う。できれば26年ぐらい」と述べた。  北尾氏は資金計画に関し、資材高騰への早急な手当ては必要だとした上で「お金はそう心配していない」と説明。工場建設や半導体生産に当たる技術者の確保もめどが付いているとした。  工場は24年中にも着工する予定だ。


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