あいちフィナンシャルグループ(FG)傘下の愛知銀行と中京銀行が合併し、1日付で「あいち銀行」が発足した。両行合算の預金量は5兆9594億円(2024年9月末時点)と、中部3県の地銀では十六銀行、百五銀行に次いで3番目となる。合併により店舗の統廃合などを進め、行員を提案型営業など成長分野に振り向けて競争力を高める。

愛知県を地盤とする地銀はあいち銀行と名古屋銀行の2行に集約される。愛知銀行と中京銀行は22年10月に経営統合し、あいちFGが発足。2年あまりで合併が実現した。

新銀行は1月6日から窓口の営業を始める。ATMやインターネットバンキングなどは5日朝から利用できるようになる。旧店舗は7月から順次統廃合を進める。

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