日本航空が、空の移動で生まれる地域間の交流を1・5倍に増やすというユニークな経営目標を新たに掲げた。観光に限らない各地の魅力を広める活動などを通じ、人口減少で伸び悩みが想定される国内線の需要をてこ入れする狙いがある。  1年間に同じ地域を2回以上訪れたマイル会員の人数と、訪れた回数を掛け合わせた「つながり総量」と呼ぶ新たな指標を導入。110万人が平均4回移動した2023年の総量440万を、30年度に1・5倍の660万まで増やす。「つながり総量」は筑波大と共同で算出した。  核となる取り組みの一つが、希望して就航地に移住した客室乗務員「JALふるさとアンバサダー」による活動だ。


鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。