北海道北斗市内を走行する北海道新幹線=2023年
政府は23日、整備新幹線の建設費として、2025年度に2658億円を投じる方針を固めた。24年度比で383億円増。北海道新幹線の延伸区間、新函館北斗―札幌が大半を占める。国費での負担分は6年連続で804億円とし、25年度予算案に計上する。残りは沿線自治体の負担分や、JRが支払う施設使用料などで賄う。 建設費の充当先は、北海道新幹線の札幌延伸が24年度比300億円増の2360億円。難工事などの影響で予定していた30年度末の開業が困難になっており、金額を増やすことで少しでも開業を早めたい考えだ。 北陸の延伸区間の敦賀―新大阪は、与党が25年度中の着工を断念したため計上を見送った。記事に『リアクション』ができます。ご利用には会員登録が必要です。
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