円相場の推移(対ドル)

 政府・日銀が29日の外国為替市場で5兆数千億円規模の円買いドル売り介入に踏み切った可能性があることが30日、市場関係者の推計で分かった。日銀が30日公表した統計で、金融機関が日銀内に開設している当座預金の残高が、為替介入を含む「財政等要因」で7兆5600億円減るとの見通しを公表した。円相場が急変する前の市場予想は2兆500億~2兆3千億円の減少だったため、差額が介入による要因とみられている。  市場関係者によると、為替取引の決済は営業日ベースで2日後に当たる5月1日の日銀の当座預金残高に反映される。


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