第四北越フィナンシャルグループ(FG)子会社の第四北越リースは18日、病気で入院する子どもの家族などを支援する施設「ドナルド・マクドナルド・ハウスにいがた」(新潟市)に食品ロス削減ボックスを寄贈した。施設利用者は、ボックス内の菓子やレトルト食品などを無料で受け取ることができる。
第四北越リースの設立50周年記念事業として、環境や社会課題を解決するためのサステナブルファイナンスの収益の一部を活用する。寄贈にあたり、新潟県が選定の相談やドナルド・マクドナルド・ハウスにいがたとの仲介役を担った。
フードロス削減ボックスはスタートアップのZERO(東京・台東)が手がけるサービスで、パッケージ変更で流通できなくなった商品などをメーカーから買い取り、無料で利用者に提供する。設置費用と年間利用料を第四北越リースが負担する。一部商品は同FG子会社の地域商社ブリッジにいがたが県内食品メーカーから調達する。
18日の贈呈式で第四北越リースの高橋伸彰社長は「寄贈を通じ、食品ロスの削減と地域社会の発展に貢献していきたい」と述べた。ドナルド・マクドナルド・ハウスにいがたは2022年10月に開所。23年は356家族が利用した。
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