12日の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=152円台後半で取引された。  午後5時現在は前日比92銭円安ドル高の1ドル=152円57~58銭。ユーロは1円37銭円安ユーロ高の1ユーロ=160円45~49銭。  日銀が今月の金融政策決定会合で利上げの決定を見送るとの見方が強まり、日米の金利差拡大を見込んだ円売りドル買いが優勢となった。  トランプ次期米大統領が来年1月の就任式に中国の習近平国家主席を招待したと伝わり、市場関係者は「米中の緊張関係が和らぐとの観測も円売りにつながった」と話した。

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