米テスラのロゴ=米カリフォルニア州(ゲッティ=共同)

米電気自動車(EV)大手テスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)は28日、2024年に自動運転など向けの人工知能(AI)開発に100億ドル(約1兆5800億円)を投資する方針を明らかにした。

同日、自身のX(旧ツイッター)で表明した。マスク氏はXで「テスラは今年、学習と推論を組み合わせたAIに100億ドルを費やす予定だ」と自動運転技術への投資について説明。「このレベルの投資をせず、さらには効率的に行っていない企業は(競争に)太刀打ちできない」とも強調した。

他社との競争激化を背景にEV販売が鈍る中、マスク氏は今月の決算説明会で、AIや自動運転開発にも注力する姿勢を強調していた。8月には自動運転タクシー「ロボタクシー」を公表する方針だ。(共同)

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