米新興企業オープンAIのロゴ(ロイター=共同)
【ニューヨーク共同】対話型人工知能(AI)チャットGPTを開発した米新興企業オープンAIは9日、短文を入力すると手早く動画を作成できる生成AIサービスを日米などで開始したと発表した。動画は最長20秒間で、チャットGPTの有料会員は追加料金は不要。月額20ドル(約3千円)支払う「プラス」の利用者は、最大50本の動画作成が可能となる。 サービス名は「Sora(ソラ)」で、チャットGPTとは別のサービス。複雑な動きや詳細な背景なども描写できる。専用サイトで動画を作ったり、編集したりする。例えば「砂漠を歩くマンモスの群れ」と入力すると、AIが数十秒で広大な砂漠をマンモスが移動する臨場感のある動画を作る。動画の縦横比や画質、再生時間を選択できるほか、背景や構成も編集できるという。 生成動画はAIが作成したものだと識別できる情報を埋め込み、偽情報拡散を防ぐために電子透かしの技術を用いた。利用者は18歳以上に限定し、13歳以上が利用できるチャットGPTよりも要件を厳しくしたという。記事に『リアクション』ができます。ご利用には会員登録が必要です。
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