朝日生命保険は9日、代理店への出向者が契約者の保険種目や保険料といった契約情報を同社に595人分漏洩していたと発表した。マニュライフ生命保険は同日、子会社の保険代理店への出向者による情報漏洩事案の調査を終えたと発表し、計4万1000件を超える情報漏洩を確認した。

マニュライフ生命に流出した情報には契約者名や証券番号、保険料などが含まれていた。

朝日生命は9月と10月にも代理店への出向社員による情報流出事案を発表している。新事案は出向者による情報流出について追加調査するなかで発覚した。情報が流出した期間は2020年1月〜2024年8月までで、法人441社、個人595人の情報が漏洩した。

出向者が保険販売に関するデータを朝日生命に送信した際に、契約者名や勤務先といった情報がメールに含まれていた。漏洩した情報の二次利用や外部への流出は確認されていないという。

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