週明け9日午前の東京株式市場の日経平均株価(225種)は反発した。前週末の米ハイテク株上昇を好感した買い注文が先行し、前週末終値からの上げ幅は一時200円を超えた。一巡後は、外国為替市場の円高ドル安進行が重荷となり、下落に転じる場面もあった。  午前終値は前週末終値比106円40銭高の3万9197円57銭を付けた。東証株価指数(TOPIX)は11・21ポイント高の2738・43。  株価指数への影響度合いが大きい半導体関連株の一角が買われた。平均株価が前週末に300円超下げたことで割安感の出た銘柄に買い戻しの動きも出た。輸出関連株は円高による業績悪化への懸念から売りが目立った。

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