金融機関からの口座確認の重要性を啓発するポスター
金融庁は6日、銀行の預金口座がマネーロンダリング(資金洗浄)に不正利用される事案が多発している問題を受け、官民一体で金融犯罪対策の強化に乗り出すと発表した。警察庁や業界団体と連携し、個人口座の利用目的を確認する取り組みへの協力を呼びかける。金融機関側に体制整備の状況を確認し、口座の悪用阻止につなげる。 金融機関は、口座の顧客情報や目的を把握するため、利用者に対して郵送などで定期的な本人確認を実施している。ただ回答率は3割程度にとどまるとの声もあり、周知が課題となっている。 金融庁は今回、全国銀行協会とタッグを組み、落語を通じて口座確認の重要性を訴える動画を作成した。記事に『リアクション』ができます。ご利用には会員登録が必要です。
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