小林製薬の本社が入るビル=6月、大阪市
小林製薬は2日、大株主の香港投資ファンド「オアシス・マネジメント」から臨時株主総会の開催と、新たな社外取締役3人の選任を求める提案を受けたと発表した。紅こうじサプリメントによる健康被害問題の再調査と抜本的な改革が必要と主張しているという。小林製薬は内容を慎重に検討し、方針が決まり次第、公表するとした。 オアシスが関東財務局に提出した大量保有報告書によると、株式の保有割合は11月19日時点で7・54%。 オアシス側は、現経営陣だけでは抜本的改革は期待できないと主張。新たな社外取締役候補として元検事の中村芳生弁護士らを提案した。紅こうじ問題については独立性が担保された再調査を求めた。記事に『リアクション』ができます。ご利用には会員登録が必要です。
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