金融庁が入る中央合同庁舎7号館=東京・霞が関
「マネードクター」のブランドで生命保険の販売を手がける大手代理店「FPパートナー」(東京)に対し、金融庁が立ち入り検査に入ったことが30日、分かった。広告費名目で多額の現金を支払った生保各社の商品を優先して提案するなど、不適切な販売手法が広がっていた疑いが浮上。実態解明を進める必要があると判断した。 この代理店で保険を契約した顧客には、希望に沿わない商品を勧められるなどの悪影響が出た恐れがある。生保による便宜供与の有無で保険選びがゆがめられた実態が確認されれば、再発防止のため行政処分などを検討するとみられる。 FP社は、マネードクターを全国約150拠点で展開している。記事に『リアクション』ができます。ご利用には会員登録が必要です。
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