【ニューヨーク共同】27日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は続伸し、一時、取引時間中の最高値を更新して初めて4万5000ドル台に乗せた。トランプ次期米大統領が主張する減税などの経済政策が引き続き期待され、相場を押し上げた。  朝方発表された7~9月期の米実質国内総生産(GDP)改定値が年率換算で前期比2・8%増となり、市場の事前予想と同水準だったことから、買い安心感につながった。ただ、ダウ平均は26日まで3営業日連続で終値の最高値を更新しており、買い一巡後は利益確定の売りも出て伸び悩んだ。  午前10時現在は前日比72・92ドル高の4万4933・23ドルを付けた。

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