スイスの国際経営開発研究所(IMD)がこのほど発表した2024年版「世界デジタル競争力ランキング」で、日本は技術面の評価が改善し、31位と前年から順位を一つ上げた。6年ぶりの上昇で、順位下げ止まりの兆しが表れた。ただ、デジタル化に力を注ぐ他のアジア勢からは依然大差をつけられ、一段の対策強化が急務だ。  調査対象は世界の主な67カ国・地域。デジタル領域の「知識」「技術」「将来への備え」の3分野を採点し、順位を付けた。シンガポールが前年から順位を二つ上げ、首位に。2位はスイス、3位はデンマーク。  アジアでは韓国(6位)、香港(7位)、台湾(9位)がトップ10入り。(NNA=共同)

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