エレベーター大手フジテックの創業家で元会長の内山高一氏が、取締役会が決定した会長解任決議の無効確認などを求めた訴訟で、内山氏の訴えを退けた大津地裁の判決を不服として大阪高裁に14日付で控訴したことが22日、分かった。フジテックが発表した。  地裁判決は、取締役会は有効に招集され、出席者の合意もあり決議が無効だとは認められないと判断した。フジテックは「引き続き、控訴審で当社の正当性を主張する」とのコメントを出した。

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