2024年4〜9月期決算について説明するめぶきFGの秋野哲也社長㊧(常陽銀頭取)と清水和幸副社長(足利銀頭取)(11日、宇都宮市)

常陽銀行と足利銀行を傘下に持つめぶきフィナンシャルグループ(FG)が11日発表した2024年4〜9月期の連結決算は、純利益が前年同期比36%増の320億円だった。

日銀の政策金利引き上げを受けて貸出金利息が増えたほか有価証券の段階的なポートフォリオ見直しも奏功し、16年の経営統合後で中間期では最高だった。

売上高にあたる経常収益は6%増の1643億円、本業のもうけを示す2行合算のコア業務純益(投資信託解約損益を除く)は9%増の436億円だった。

業績好調を受け、25年3月期通期の連結純利益を前期比29%増の560億円(従来予想は20%増の520億円)と上方修正した。期末配当も従来予想から2円増配し、1株あたり9円とする。

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