筑邦銀行が8日発表した2024年4〜9月期の連結決算は、純利益が前年同期比40%減の3億4200万円だった。5月には同行が設立を主導し、中小・零細の企業型確定拠出年金(DC)を手掛ける「DC推進機構」(東京・中央)の東京事務所を開設。9月には九州大学伊都キャンパス(福岡市)の周辺地区で「西福岡支店」(同市)を開業するなど先行投資がかさんだ。
銀行単体の本業のもうけを示すコア業務純益(除く投資信託解約損益)は同25%減の5億7300万円だった。預金金利の上昇が負担となったことなどから、資金利益は同1%減の43億2600万円だった。
2025年3月期については、純利益が前期比14%減の9億1000万円との予想を据え置いた。
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