26日の東京株式市場は、日銀が金融政策決定会合の結果、現在の金融政策維持を決めたことへの安心感から買い注文が優勢となった。日経平均株価の終値は前日比306円28銭高の3万7934円76銭。前日に800円超下げたため、朝方は割安感の出た銘柄を中心に買い戻しも入った。
東証株価指数(TOPIX)は22・95ポイント高の2686・48。出来高は約18億6100万株。
午前の取引では、決定内容を見極めたいとの様子見姿勢から保有株式をいったん売る動きも見られ、前日終値を挟んで一進一退となる場面があった。
昼の結果発表を受け、午後の取引開始直後から一気に上げ幅を広げた。緩和的な金融環境が続くとの見方が強まり、不動産や建設などの業種に買いが集まった。平均株価の上げ幅は一時400円を超えた。
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