9月の金融政策決定会合後、記者会見する日銀の植田総裁(日銀本店)

日銀は6日、9月19〜20日に開いた金融政策決定会合の議事要旨を公表した。複数の政策委員から「米大統領選後、インフレが再燃し、米国の中長期の金利が上昇する展開も考えられる」との指摘があった。

7月会合で0.25%への利上げを決め、9月会合では現状維持とした。金融政策に関するコミュニケーションについても議論した。複数の委員が「情報発信の空白期間をできるだけ作らないようにすることが望ましい」との見解を示した。

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