中古車販売大手ビッグモーター(BM)の保険金不正請求を巡り、旧BMから訴訟対応などを引き継いだ「BALM(バーム)」は31日、顧客の被害回復の具体策を11月に示すと明らかにした。7月に全容の調査断念を表明していたが、損害保険会社側が難色を示したことを踏まえて態度を軟化させたとみられ、顧客の救済に向けた対応が前進する可能性がある。  バームは31日の発表で、不正の疑いがあるものも対象として「被害回復に向けた対応を開始する」とした。損保各社の協力を仰ぎ、自動車の修理に不正があったかどうかをバーム側が確認するという。


鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。